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ウンパルンパのパン工房 [寝る]


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その店はJR新橋駅の高架下にひっそりとたたずんでいる。
黒ずんだ看板にすすけた赤レンガ、昭和以前の時代から雨風にさらされ続けているであろう
ドアノブと立て付けの悪くなった重たいドア。

そのドアをこじ開けると、足元もおぼつかない老夫婦が一日数種類、
手作りのパンを提供している。

が、どう考えてもスクラッチなどの力仕事をその夫婦がしているとは考え難く、
昼休みの僅かな時間、店に通うたび不思議には感じていた。

なんせ千円札も一万円札も区別つけず、
もしかしたら茶色のペラペラの紙だったらわら半紙でも受け取ってしまいそうな、
曇りきった老眼鏡に今時見かけないどでかい黒塗りのそろばんを弾く姿。
飯食ってんのか?って感じの細っこい体。

そろばんを弾くといってもプライスに書いてある真っ当な値段で購入することは稀だった。

例えそれで過剰にお金を請求されようと、逆に過剰にお金を受け取ろうと、
私は何も文句は言わず、そっと正しい金額を置いて帰って行く。

それは、接客とかサービスそういう次元とは違う、
もっと大切なものを求めて私は足繁く通っているのであるから。

そこには例えようのない不思議な力が漂っていたし、
そこのパンにはもまた不思議な力が宿っていた。

今日はそのパン工房の奥、いつもなら堅い扉の閉ざされた厨房で、
密かに目撃した大事な話をしよう。

と、その前に『夢のチョコレート工場』という映画の話をしなければならない。

1971年に製作公開された映画なのだが、とてもおいしいと評判のワンカ社のチョコレート、
世界中で5個だけの“当り”をひけばワンカの秘密の工場を見学できる。
幸運な5人の子供達が権利を手に入れ工場を見学するのだが、
そこで働いていたのはファンキィな鮮やかな緑髪(リョクハツ)に眩しいオレンジ色の顔の
小さいヒト科と思われる生物ウンパルンパだった。

で、ウンパルンパが新橋でパン焼いてるなんて!
しかも一匹ちがうし、うじゃうじゃいやがるっ!いすぎだ!

このことは内緒だよ。

・・・てゆか嘘。

Today、ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』を鑑賞。
ウンパルンパに特別衝撃受ける。
他に映像美と世界観、いい味だった。ビターなチョコ味。

ストーリーは典型的古典的、喜怒哀楽とか起承転結とか勧善懲悪とかそういう類。
期待はしないでいいです。

なので、アルコールを多分にカラダに含んでガンガンにファンキーなビートを
大音量で刻んだ密室で音量ゼロにして鑑賞してもより一層楽しめる作品。

ウンパルンパのことも、ミュージカル映画ってことも、
リメイク作品だってことも知らずに、TVの予告だけみて映画館に向けてマッシグラ卒倒したんで、
観て異常にテンションあがりました。
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何時もの雑貨屋通りを歩く。 [寝る]

そこそこよく夢に出て来る道。

大き目の車道、たぶん産業道路。ケーキ屋、靴屋、木材屋、玩具屋・・・
脈絡のないショップが立ち並ぶ。
テクテク歩くがかなりの距離。それらの店を見て回るには一駅分以上を歩く。
天気は何時も曇りで夜歩くことは無い。

そこそこよく夢に出て来るモノ。

何時も夢の中では歩く。足元は白いスニーカーを履いている。
羽根もしくは羽根るような脚力。壁を伝ってビルの三階位まではジャンプ出来る。
ギター。ウクレレみたいに小さいモノも。聞いたことも無いような曲を作ることもある。
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ヤフー・ココログより再出発 [寝る]

プロバイダ解約でデリートされたブログから、
ココへと移り住んできた。

快適な生活が出来るかは、まだわからない。

休憩中読んだ新聞のコラムに酒場でのジョークが載ってた。

---往年のサッカーの名選手ばかり、
---集めて天国チームと地獄チームで試合をしたらどっちが勝つと思う?
---いい選手はみんな天国にいるから絶対天国チームが勝つさ。
---さあ、どうだろう。だって審判はみんな地獄にいるんだぜ??

・・・じゃあボールは何処製??


 


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