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大塚製薬のUL・OSで男をあげてみる [遊ぶ]

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ポカリスウェットからカロリーメイトまで、
なんだか健康系でなかなかスポーツ系な生き生きメーカーの大塚製薬。

飲料メーカーでも食品メーカーでもなく、
製薬メーカーなのだ、とは思えない身近さで生活に根付いているから面白い。

そんな大塚製薬が打ち出したスキンケア、UL・OSだから、
一味違うコスメティックスなのである。




太陽さんごめんなさい、僕らにはあなたは敵なのです!
そう叫びながら盾と鎧に包まれ身を守る。

大塚スタイルはそんなネガティブ発想ではないのである。

太陽さんこんにちは!こんないい陽気の日には
目いっぱい光合成でもしようかな!栄養満点っ!

密着.jpg

※箱根・彫刻の森美術館『密着』の像より



これが大塚スタイルなのだ。

今回試したのはラインナップの中で、ウル・オス日やけ止め


DSC00420.JPG



その使用感は体にベタベタと塗りたくり、
太陽から身を守る日焼け止めとは異なり、
肌にさらりと吸い込まれ、風がスーッと気持ちよく流れる爽快感漂う。

体そのものもつけている事を忘れさせる自然体だから、
空を見上げたり陽だまりで寝転んだりしてみたくなる。

いっぱい肌につけてガードしてますと主張している時の、
日差しは嫌いと、太陽をキッと睨み付ける気分とは全く違う。

太陽と手をつないでデートする関係、それは光合成してる葉っぱ。
危険地帯で焼け焦げているのではなく
水と空気を作り出している強力な生命力。
本当は自分の体だって太陽を取り込みたいのだ。

そんな気持ちになってくる使用感も偶然ではなく、
大塚製薬ではコスメディクス(健粧品)というコンセプトの元に
UL・OSを開発している。

だから「潤す」なのだ。その名前からも、日の光と水、風が健康を作り出している
関係が思い描かれているように感じる。

UL・OSの魅力はそういった健康的なイメージを
人にも与えられ、自分自身も楽しめる所にある。

これからの夏、
太陽嫌いになる前に、一度試してみるといいだろう。

試したくなったらコチラから、光合成の準備を。

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かつて日清カップヌードルBIGで当たったiPod shuffleが泣いている [当たる]

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何年か前、コンビニで買い漁って確実に体重増加のアシストをした
日清カップヌードルBIGの懸賞、
FREEDOMという刻印入りで届いたiPod shuffleは、増加した体重とは裏腹に
誇らしげに輝いていた。

試しに使ってみるとiPod shuffleって音が良くないのかと思いきや、
付属のイヤホン→ネックストラップ式のカナル(耳栓)型イヤホンへ交換してみたら
革命的に音が良化した。

そんなわけでずいぶん気に入って使い倒すことになったシャッフルなのだが、
ネックストラップから垂れた本体をぶんぶんと振り回すように使い続けた結果、
FREREDOMのロゴを残し、シリアルナンバーは消え落ちるは、
塗装ははげるはで、ずいぶんと数年の間でヴィンテージになってしまった。

つい最近、ネックストラップのイヤホンもとうとう断線したらしく、
左耳からしか音が聞こえない日々がはじまる。
必死にテープで固定し、指で押さえ、なんとか両耳から再生させていた。

しかし、ぼろぼろの体に、油断すると片方からしか音の出ないイヤホン。

確かにiPod shuffleはこのとき泣いていた。

だからいいイヤホンをつけてやろう、そう決心したのだ。

iPod shuffle君のお嫁候補は以下の品。

SONY MDR-EX700SL
SONY MDR-EX500SL
SONYMDR-XB40EX
Bose in-ear headphones

ソニーのEXシリーズは元祖高性能イヤホン的な製品で
モニター用を意識した原音重視の製品と思われる。
700は最上位製品で、500は標準、300は廉価版。
XBシリーズは重低音を重視した製品で40は上位版、20は廉価版。
Boseも同様に重低音を重視した製品。

実際に視聴比較して購入したいところだけれど
そこいらの家電量販店では全く視聴など実施しているわけもなく、
ネットでかき集めた情報でこれだと決めるしかない。

まずはだいたいの価格。
SONYの700は3万超、500が1万、300が5千円程。
XB40は6千円。Boseは1万円。

次はドライバーユニットの大きさ。
SONYの700が16mmと特大ドライバーユニット、
500、300、XB40は共に13.5mm。
Boseは16mm。

ドライバーユニットがでかいと性能がいいのか、
よくわからないが、でかいほうがいいような気がする。あくまでなんとなくだが、
おっきいことはいいことだと聞かされて今まで育ってきたのだ。

だから、700EXほど価格が高くなく、でも16mmと特大なドライバーユニットを使用しつつ、
XBシリーズの重低音と方向性が同じBose in-ear headphonesは光り輝いてみえたのだ。

Bose in-ear headphonesを挿したシャッフル君は
生き生きとした歌声を久しぶりに放ち始めた。

重低音は曲によっては大変な迫力を、
音色豊かな楽曲では繊細な表現にはやや苦手意識がある偏屈者ではあるが。
なんとなく人間味のあるその性格が可愛らしい。

泣いていたシャッフルもこれからは機嫌よく、
動いてくれるだろう。


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ヤフーの先行無料配信『鈍獣』鑑賞! [当たる]

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試写会もネット配信で自宅で会社で、
ネットにつながるPCさえあればどこででも、鑑賞することが出来る時代だなんて、
写真一枚の表示に数分かかった時代の人間には便利すぎて
涙があふれそうである。

あ、涙があふれる間もなく、映像が再生されている。
本当に便利な時代だ。

『鈍獣』

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クドカン脚本の新人(細野ひで晃)監督が撮った公開前の作品。

映画の世界も時代を反映しているのか、
色彩や表現、音楽、スピード感には最近よくみられる風潮があるように思う。

新人監督の撮った『鈍獣』においてもそれは顕著で、
アニメが挿入されていたり現実離れしたセットが組まれていたり、
人間の目にはそうは見えまいという鮮やかな色彩の空や山、光。
劇画調なつくりである。

個人的にはそういったプロモーションビデオ的なつくりは好きであるし、
フルハイビジョンでね、と思わせる金銭感覚も力がこもっていて見応えがある。

物語はそういった洗練された映像技術とは反するように、
レトロ臭さ、田舎臭さ、胡散臭さを漂わせながら進行していく。

それは誰かの夢の中で作られた、昔々の記憶が呼び起こした
少し痛く、切なく、けれど前向きに痛みを振り払おうとしてもがいている夢のようにも思える。

過去の記憶は曖昧になっており所々が胡散臭く、古臭く、
それが苦い記憶ならまがまがしい悪夢が繰り返されているのかもしれない。

けれど過去の記憶には甘酸っぱく懐かしい匂いや
レトロで田舎臭い昔の情景に、温もりや純粋な気持ちも思い起こす事もある。

同じ記憶や傷を共有していながらも、
過ぎた時間の中でそれぞれの立場が変わろうが、
過ぎた時間を巻き戻せば変らぬ過去、変らぬ繋がりが途切れることなく連鎖し、
連鎖を繰り返し今に至っていると気づく。

決して壊れることのない同じ過去という鎖で繋がっている。

その鎖が重くて苦しくて、
一歩一歩が重くて重くてなかなか前へと進めない獣達の動きは
とても鈍く遅く、痛々しい。

毎朝目が覚めれば過ぎた分だけ時間が巻き戻り、
常に一点の過去へと逆戻りしてしまうから。

けれどその日のその少年が、もっと重くて硬い鉄の塊へと、
がむしゃらに突進したように、前へと突き動かなければいけないんだ。

鈍獣たちよ、鎖を振り払え。
酒を浴び毒を食らい、傷つけ合うことがその方法だとしても。

『この鉄橋を渡りきったらウルフって呼んでやるよ』

時間の止まってしまった橋の真ん中、
何度となく逆戻りして動かない橋の真ん中で足がすくむ。

もう一度踏み出した一歩一歩は鈍くて痛くて、
傷だらけでやってられんと叫びたくなった。

『鈍獣』橋を渡りきるか?
映画館で確かめてみてもいいと思う作品。

試写会で見れてラッキーだった。

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