SSブログ

大島、三原山、椿、Cafe etc. [寝る]

.

この島の魅力は、
自然の作った雄大で荒々しくパワフルな
攻撃的な姿が半分。
では残りの半分は・・・?
と、ぼーっと眺めた空。
POPな青と雲が耳元でそっと教えてくれた。

1024_DSC_0090.jpg


例えば自由気ままに好きなものを並べて暮らす
山荘のマスターの気さくな笑顔。
作る人の姿がコーヒーの味をなお引き立てる。

1024_DSC_0115.jpg


厚切りトーストにこんもり島海苔。
島海苔の千切れ目は雲の切れ目。
覗いた空からはアンチョビソースの香ばしい香り。

1024_DSC_0120.jpg


即席中華麺の乾燥麺を思わせる林。
誰かがラーメンの森とも名づけたその島の森。
足元はポキポキ小枝の叫び声が響きまわり、
余計にポキポキさせながら歩き回るのがオススメだ。

1024_DSC_0134.jpg


1024_DSC_0137.jpg


そこは子供がおもちゃ箱をひっくり返して
遊んだような椿の森でもある。

1024_DSC_0039.jpg


椿がいたる所に咲き乱れる島は、
何処の景色も必ず彩りが溢れてPOPでキュートなのである。

1024_DSC_0049.jpg


食べることの出来ない特大なバウムクーヘンも
魅力のひとつだ。

.

よの春は、みなみなの春である、と織田信長さんは言いました。 [寝る]

.
NHKの大河ドラマの台詞より。
信長さんに春が来たようだ。

そして明智光秀役の演技がまさにストレス社会の病んだ会社人間のようで
見ていて痛々しい。というか、会社で握りこぶしを震わせていたら
明らかに危険すぎるのだが、気持ちが少しばかり解る人は世に少なくないだろう。

さておき、うちのベランダにもちっちゃな雑草の春がやってきたので
和んでみた。勝手に居座った雑草でも愛おしく感じるものだ。

spring.jpg


空は全面グレイで落ちてきそうな重たさ、
部屋でも靴下が履きたくなるこんな日にも、花は小さくとも咲いている。

皆が史実を知っているように明智光秀は次週、春の来た信長さんを襲い、
自らの春もまたあっという間に散ってゆくのではあるが
我慢我慢を重ねてきて、多少寒くても咲いて見せた光秀さんにもやはり、
みなみなの春が来たのだと思いたい。

.

千葉市動物公園 風任せに風太一家を訪れる [寝る]


暑い夏の強風吹き荒れる平日に。
デザイナーさんと顔合わせした後に千葉市動物公園に寄ってみた。

千葉は長いがはじめての来園。

1281587519939.jpg


暑いから寝てますって。
レッサーパンダはふかふかの毛に包まれてるので27度超えるとのぼせてしまうらしい。

1281584937821.jpg


暑い・・・出してくれ・・・
オラウータンの手が語りかけてくる。

1281584651297.jpg


夏にもめげないカラフルなお尻に癒されつつ・・・

1281587614370.jpg


待望の風太君!立ってます。
皮むいたシャキシャキリンゴを食べまくって。

1281589241470.jpg


キリンは比較的元気。
暑い地域出身だからか??

1281589520929.jpg


フラミンゴはタモさんのジャングルの鳴き声を放っていた。
タモさんのジャングルの鳴き声はフラミンゴだったのか・・・。

思ったより広くて楽しめた。
千葉にもまだまだ面白いとこあります!

.

ここ最近まとわりつづける案外大きな野望について [寝る]

.
近所の中低層マンションのモデルルームに
いつだったか訪れて以来、
あれこれ考えるようになった。

年収やらローンやら、
土地探しやら間取りやら。

注文住宅やら建て売りやらと
転々と思考回路がかわっては巡って
擦りきれて化学反応して。

色んな街を歩き、歩き、歩き。
あちこちを眺め、見上げ、調べこんで落ち込んで。

ライフワークとなりつつあるそういった様々な
日常の先は少しは開けてんだろうか。

明日は少し脳みその外で
しっかり体感するために出掛ける。

答えは持ち帰らないだろうけど
手応えは掴みたいという気持ちで。

.



移行作業でいこう、So-Net [寝る]

.
ブログへの一元化でむしろ充実した気がする。
出来のいい移行プログラムでほっとした。

DSC00321.JPG


ソネフォトからは移行手続き完了しまして。
改めて、ブログでおしりあいが増えますように。

・・・自販機で70円とか90円とか商品ごとに価格がバラバラな
エキセントリックな自販機を、
ここのところ連続で見つけている。

そんな自販機に気をとられていたからか、
携帯電話を落として紛失してしまった。

ちょうど二年経過した、まさに機種変更日和なこの頃に、
携帯電話を紛失した。

4月からはアンドロイド。Xperia予約済。
エクスペリア、デリアと似てる。

親近感。でも高級品。

. 

道尾秀介著『向日葵の咲かない夏』を、夏が来る前に。 [寝る]

.

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

  • 作者: 道尾 秀介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07/29
  • メディア: 文庫



なぜ?
『向日葵の咲かない夏』という本が
トイレに放り投げられていた。

トイレの中、スリッパでさえ仲良く並んでいる我が家で、
無造作に置かれた文庫本はそのことそのものがサスペンスがかっていた。

だから拾い上げて中身を読み始めるのにそう時間はかからなかった。
これが図書館や書店で整然と並べられている本の一部であったら、
読みはじめることもなかったのだ。

『非日常』とは恐ろしい魔力を秘めている。

そして読み始めた小説もまた非日常を秘めていた。
緩やかにけれど確実な中毒性を持った炭酸飲料を
いつしか手離せなくなってしまったように、
その小説をエンディングだけをむさぼり求めるように読み進めた。

いつしかトイレの中から出ても本は手放せなくなっていた。

手短に言うなら映画『ユージュアル・サスペクツ』と
ゲーム『弟切草』を同時に楽しめる小説。

『騙されるな』

ユージュアル・サスペクツのキャッチコピー。

鑑賞者は一遍の映像と、巧みに練り上げられた話術によって、
事件の真実をめぐって終始翻弄させられる。

『向日葵の咲かない夏』のトリッキーな展開は
むしろタランティーノの『フロム・ダスク・ティルドーン』のように、
1本の作品の中にクライムアクションとホラーアクションが弾けあっている感じにも近い。

少々言い訳がましくもあり、まどろっこしさのある終盤の閉塞感には
多少不快感が付きまとうが。

どうなるのか気になって読み進めていた手が、
『やられた。。。』と完全に思考とともに停止する瞬間。

その瞬間が実に面白い。

.

エルゴノミクス(人間工学)デザイン商品にはまる最近 [寝る]

.
エルゴノミクス(人間工学)というのは、
物を人が自然な動き、自然な状態で使えるように設計する工学。

道具を使う際に体が、
楽ちん、動かしやすい、疲れにくい、安定するといった効果を
見込めるようなデザインだ。

エルゴノミクスデザインとの初出会いはサンダルのクロックスだった。
足の裏の形を研究したクロックスは履き心地において、

軽い、足裏がフィットする、締め付けられず開放的、脱げない、脱ぎやすい

といった利点を感じられた。

クロックスの場合はエルゴノミクスデザインを売りに
していたわけではないけれど、検証した結果そのデザインが
エルゴノミクスデザインだったという感じ。

次にであったエルゴノミクスデザインは
マイクロソフトのマウスだ。

マイクロソフトはエルゴノミクスデザインを強調しまくり、
このマウスのうたい文句としている。

そのためこのマウス購入ではじめてエルゴノミクスという言葉を
明確に意識するようになった。

Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000

やたらと大ぶりでダルマのようなマウスなのだが、
手を添えてみると指・ひじ、手首との一体感を感じる。

触っていて気持ちのよい川原で見つけた石という感じの
握り心地だ。使用感は確かに安心、安定を感じる。

しかし実際は本来デスクトップ用のマウスをノートで導入したせいか、
ドライバー都合で動きがちぐはぐになり、マウスカーソルの引っかかりを感じ、
デザイン面以外で結果的にストレスをためている。
せっかくのエルゴノミクスデザインが台無しだ。

そしてエルゴノミクス製品を探すようになった最近、
最新の入手物は爪きり(ネイルクリッパー)。

ヘンケルスクールケアシリーズのネイルクリッパー。

ヘンケルス製で持ち手がカービングしており正確な操作を可能にしている。
爪やすりも半月形にカービングしていて爪が当てやすくなっている。

少し小ぶりな感じはするが本体も軽くて操作感はなかなか。

ヘンケルスは包丁、はさみなど古くから人間工学を意識した
製品作りを行っている歴史があるようだ。

今後もエルゴノミクスデザインを探してみるつもり。

.

そのボタンを押さなければ世界が変わる? [寝る]

.
謎の数字、謎のボタン。

「謎の数字すべてを入力し、ENTER←ボタンを押さなければ何かが起こる。」

これはLOSTという海外ドラマのあるシーズンで使われたテーマ。

今まで通りボタンを押し続けようと装置を死守する者、
あえてボタンを押さずに何が起こるのか、全ての謎を見極めようとする者、
その両者の攻防が描かれた。

(最新のシーズンでは話も進みテーマががらりとかわってしまったが)

謎のボタンが目の前にあったらどうしようか?
ほんの目の前のPC、ENTER←を押すのか押さないのか、
その指先の攻防の末に起きる何かがあるとすれば、
ただのPCのエンターだって押すのにどきどきするじゃないか。

LOSTでは描かれなかったもう一つのボタンにまつわる話、
そこでの主役はなんの変哲もない目の前のPCのボタン。

インターネットで繋がるPC、PCの前にたたずむ人たちは、
何千何億という顔をしているけれど。

その一人ひとりが世界を変えるプレイヤーとなりうるサービスを提起した、
ボタンの世界の創造主は大手広告代理店勤務の日本人だった。

現在、彼、彼らはエニグモという会社をつくり、
ウェブにまつわる新たなサービスを次々たちあげている。

サービスといってもその会社、
水面に落ちた雫が作る波紋の中心でありつつも、
その波紋の広がりについては予測もつかない自由なものだからと、
どんな形になるのかにやりと笑いながらみつめている。

今までただのENTER←キーだったPCのボタン、
一人ひとりのそのボタンが波紋を作りだす要因だから。

文字通り「波紋を呼ぶ会社」。

だけどどんな波紋を呼ぶのかはきっと把握してない。
だからこれからもサービスを作り続けて波紋の中心から
どんな風にそれが広がるのかを楽しんでいるのだろう。

そんな会社をつくった人々の物語をまとめた本が2008年3月14日、
ミシマ社より刊行された。

「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」

そんなタイトルがつけられている。

実際物を売ったり作ったりする仕事・会社の起業物語は多いけれど、
ウェブサービスを作り出した会社となるとこういう本は珍しいかもしれない。

インターネット同様に
この本もまた、エニグモという会社を中心として
思いもよらない波紋を呼ぶのかもしれない。

謎の会社、これからも謎の波紋を呼ぶ
ボタンを僕らに押させてくれないか。


.

T字シェーバー、シックとジレットどっち [寝る]

.
徹底比較とまではいかない参考レベルの話。

元々やたらと誇大広告なカミソリメーカーのCM、
『進化』をアピールしつづけ、どこまで仕様変更しつづけるのか、
もうついていけないとまで思ってしまう。

そんなカミソリ、一般的によく見られるメーカーは、ジレット、シック、貝印。
たまに見つけるフュージョンの順。

各メーカーとにかく刃の枚数を増やす事に躍起になっており、
次に流行っているのが微振動するホルダーである。

刃の枚数ではジレットが5枚刃でトップ、
次点が素材にチタニウムを使用したシックの4枚刃。

元々世界初の3枚刃は貝印、世界初の4枚刃はシック、
そして現在最上級が5枚刃のジレットと、各メーカーがしのぎを削っている。

現状では開発力で貝印、フュージョンと比べても、
シック・ジレットが群を抜いてすすめている。振動つきにしてもやはりその2社が
すすめている機能である。

個人的にはこの12月まで、シックの振動つきホルダー+チタニム4枚刃を使用。
つい最近ジレットの5枚刃+振動ホルダーに買い換えた。

ジレットフュージョンパワー ホルダー

ジレットフュージョンパワー ホルダー

  • 出版社/メーカー: Fusion 5+1
  • メディア: ヘルス&ビューティー




実はシックは同社から出しているジェルタイプのシェービングフォームの質で
肌を痛める上にヒゲへの引っかかりも生じ悪い印象を持っていた。
それはシックって『髭剃りを極めたメーカー』なのかという疑問。
だからいつか他のメーカーを試そうという気持ちがあり、
今回ジレットへとあえて移ったわけだ。

まずシッククアトロ4エナジーからジレットフュージョンパワーへ
交換した感じだと、ジレットのホルダーのほうが使用感が柔らかい。

首の動きがやたらソフトで、シック利用だった今までと比べると
最初は相当違和感がある。
ただ慣れれば肌へのフィット感はジレットのほうが気持ちよく、
肌荒れも少ない。

剃り慣れていない人にとってはヘッドが動きっぱなしのジレットよりも
シックのほうが直線的で扱いやすいのではないかと思う。
また剃りのこしの比較ではシック時代のほうが確実に剃れていた。

これはホルダーそのものがか細く力を入れづらい構造のジレットに比べると、
シックのホルダーが持ちやすく力をこめて肌に接していたからと思われる。
ただその分肌も相当痛んでいた。

肌を痛めずに丁寧に仕上げる時間があるならばジレットをすすめる。

が、使用者の毛の質や量、肌の強さによっても、
メーカー選びが異なってくるといわざるを得ない。

個人的にひげが濃い部類でなく、肌が弱い分自分はジレットが適しているが、
シックはひげが濃い人・量の多い人には一度に大量のヒゲを持ってくる点で
絶大ではないだろうか。

あるいは使用頻度にしても、ジレットは毎日のシェービング、
シックはたまにガツリとシェービングする人向けともいえる。

各メーカーこぞって取り入れている振動については効果はいまいち実感できず、
むしろ電動タイプにするのなら電気カミソリでいいんじゃないかと
冷ややかな気持ちになる。

電池の持ちも異様に長いので、それほど大きな振動が肌まで伝わっているのか、
実際のところ疑問である。

刃に関しては枚数が増えるに連れやはり確実に剃りきれるようになっている。
3枚以上の刃についてはそれなりの効果を確実に付随している。

が、チタニウムを使用のシックの4枚刃は、ジレットの5枚刃と比べて劣っていない。
むしろチタニウムの4枚刃はジレットの5枚刃に比べ寿命やコスト面で安定している。
これは刃の枚数が増えても、ジレットの5枚刃が小回りが効かないので、
剃りのこしは5枚刃のジレットのほうが目立つという結論から。

ホルダー比較からいえば、ソフトタイプのジレットを毎日使うほうが
ハードタイプのシックよりも安心、
完璧なまでに綺麗に剃りきりたいシーンにシックを使用となるが、
毎日の使用という点ではバランス面で優れているジレットが
一般意見では良しとされている。

個人的見解としてはもし自分が肌が強いならシックのチタニウム4枚刃。
剃りのこしほど見た目に哀しいものはない。
元々剃りのこしや浅い剃り心地を敬遠してのT字カミソリの選択が
根底にあることを考えるならば当然の結果である。

しかし実際には肌が弱い事を考えれば、
肌へのやさしさに特化したジレットの方針と自分の肌質がマッチ、
ジレットフュージョン5をより使いこなす事が懸命である。
.


小学館から、20世紀少年終わった。 [寝る]

.
雑誌での連載はとっくに終わってたのだろうけど、
最終話のコミックが9月の終わりに発売された。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22)

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (22)

  • 作者: 浦沢 直樹
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/11/30
  • メディア: コミック

※上記は最新刊ではないです。

結末を見ればいままでのモヤモヤは晴れてすっきり寝れると思っていたのだけど
どうもすっきりしていない。いつまでも話が続いてたらよかった。

今のところ浦沢作品で一番終わり方がすっきりしたのはマスターキートンだろうか。
YAWARAなどのスポーツモノはあまり読んだことが無いので判らない。

モンスターの最後は個人的には納得しているのだけど、
やはり最後に向かって尻すぼみだったという意見の人も多い。

過程での謎をめぐる盛り上げが、20世紀にせよモンスターにせよ
一番面白いからこその、最終話への意見なのだろうけど。

その20世紀少年も堤幸彦が監督して映画化する。
しかも何部作かに分けて公開するようだ。
自虐の詩、20世紀少年、漫画をターゲットに映像化を狙う堤幸彦。

名作ばかりをハンティングしているけれど、
独断先行の名作狩り、大丈夫なのか堤幸彦。
映像界の独裁者みたいでなんだか少し怖い。

浦沢直樹にとっての20世紀は、ロックンロールとピースと万博と少年漫画だった。

少し世代の若い僕にとって、「ロックンロールは死んだ」と唄われ、
各地で続く万博は公共事業費垂れ流しで商業化され、
商業一色の世の中でバブルがはじけて価値観が曖昧になった。
漫画が国際的になる一方で友情と努力と勝利のジャンプが、方向転換を迫られた。

そして浦沢直樹の20世紀少年の作品の中ではこの古き良き20世紀と
21世紀を手前にしてロックンロールの死んだ20世紀が
21世紀を舞台にせめぎ合っている。

最終話を読んでもすっきりしないのは、
21世紀を現に生きてる僕らが昔のように希望を、友情を、努力を、勝利を、
そういった臭い言葉を、もう一度信じるか信じないか、
決めかねている時代に今も生きているからこそなのかもしれない。

トモダチとはそういう存在なのです。
.


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。