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二十数羽のコウノトリに誘われ森の奥へ。 [遊ぶ]

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コウノトリの郷、
本物のコウノトリが空を飛び介い
毛繕い、身繕い。

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ここらでみかける白い鳥はすべてコウノトリだと
思い込んで田んぼを眺めていた。

ここにきてはじめて本物を
みわけられた。

いまとなってはその多くはシロサギ、
だったようにおもう。

ゲージ越しに直立するコウノトリがうなずく。

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コウノトリの郷は田んぼと小川、松が植林された
森に抱かれた人工保育・保護公園。

森に向かってハイキングコースがあったために
ゲージなしのコウノトリ会いたさに軽い気持ち
登りはじめた。

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が、コース、長い。
足元が雨でゆるい。
途中森の奥からこちらに向かって雨が迫ってきた。
台風の残り雨。

あっという間に森のなかで大雨に包まれた。

森の中でそこそこに緩やかな斜面を選択し、
松の木の下で雨が通りすぎるまで
ふたりじっとしている。

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自然と山の一部に迎い入れられた様な
一体感に包まれた。安心感さえ漂うものだ。

まるでキノコか、シダ植物のように。

威嚇するように鳴くコウノトリが
道中追いかけていた。姿が見えず、
声だけが近づく。

この大雨の間にそのコウノトリの声は
聞かなくなった。

静けさと不思議が広がる世界。

小雨のタイミングでかけ降りると
山の下は湿気と熱気が漂っていた。

現実に戻ったアリスの気持ち。

濡れた足元、服。
一気に不快感が増した。

雨降りの前よりも
ゲージのコウノトリたちも心なしか
しょんぼりとしていた。

僕らを追いかけていたコウノトリだけは
森の奥の秘密を、しぃーーっと黙ってるようにと
森の中から僕らを見つめ続けていた、
、、様な気がした。

じっとりとした身体をなんとかしようと
ウッドで仕上げられた茶屋にはいる。

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何気なく頼んだ米粉ソフト&シフォンケーキが
絶妙過ぎて驚いた。

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美味しいものに出合う時ってのは
予想もせず突然なんだと気づいたんだ。


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むちゃ

スイーツの甘さって安心感があるかもですね。
ストレスが多いのか、何かにホッとしたくて
毎日口にしてしまいます。あ、言い訳かも(^^ゞ
by むちゃ (2010-10-15 15:44) 

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