ジャガイモ植えると何も育たない土になる、ソラニンという毒

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毒素は何のためにあるかというと
生存競争の中でその他の植物よりも優勢に育つためなんだ。

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

• 作者: 浅野 いにお
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2005/12/05
• メディア: コミック

他の奴らを枯らして一生懸命育ったある日、
まわり見渡したら自分一人ぼっちだったって事に気づいたその日から
毒を吐き続けた後悔で自分自身を枯らしてしまう、
寂しい気持ちがまとわりつく、毎日が始まる。

そんな植物は結構いっぱいあってジャガイモの芽だけじゃなくて
街角で目立ってる雑草だって草食系にさえ食われるひ弱な存在じゃ
なかったりもするのだけれど。

独りぼっちをかんじたあるポカポカ陽気の平日の昼下がり、
電話もメールも無言貫いた。
たまに会う約束の仲間でさえ何かがかわって、取り残されたのか、
毒でヤっちまったのかさえよくわからなくなってきた頃合いに。

自分自身が枯れはじめたわけなんです。
結局誰がためにその毒はあるのだろう？

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