我が道いくデイリーヤマザキはいいとしてロールケーキ気になんだ

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クリームが主役でスプーンですくって食べる、
コンビニの新感覚ロールケーキ、を比較してみた。

ヤマザキはロールちゃんやまるごとバナナなど
独自の世界をつらぬき続け、老舗（パン）ブランドの誇りさえうかがわせる。

柔軟で若さのあるローソンは、何か新しいことを産み出そうと、
流行のロールケーキを基にしてスプーンですくってたべるロールケーキを開発、
モンドセレクション受賞を武器にコンビニスイーツ代表へと躍進した。

そしてコンビニスイーツの覇権を狙った、
各社巻き込んでの150円のロールケーキ戦争が勃発・・・。

相次ぐロールケーキの開発ラッシュ。
ファミリーマートが、NEWDAYSが、AMPMが、セブンイレブンが。
次々と類似品を出し始めた。

スイーツに関してハロハロやベルギーチョコソフトなど
バイオーダーにこだわる下町のスイーツスタンド的ミニストップは
静観を決め込んだ。同じ土俵の勝負ではないのだろう。

セブンイレブンのロールケーキはカスタードとはちみつを使用、
焼き目を外側に巻くなど『真似とはいわせない』を徹底した事で
わずかに残った己のプライドを頑なに守っているようだった。

そんな姑息なプライドなんて！

二匹目のどじょうといわれようと、開き直った分すぐにローソンに追随しての
発売に踏み切れた、ファミリーマートやNEWDAYS、AMPMはスピード感があった。
そのスピード感こそコンビニ魂なのだ。時代のニーズに即対応。
忠実に再現しつつ独自の色を付け加え発売。

こうして出揃ったロールケーキ達が、どう違うのか気になるのである。

◎ローソン

『クリーム以外脇役』　227kcal
焼き目が内巻、黄味がかってはいるがさほど卵っぽさのないしっとり生地。
生地自体にもクリームが配合されているからか、生クリームとの相性と口溶け感はNo.1。
まとまりあるクリームは生地から剥がれる程の弾性ある。生地の部分存在希薄。

◎ampm

『バランスと乳成分』 227Kcal
焼き目内巻。クリームがしっとり、乳の感覚が鋭い。
生地の厚みがなく、クリームが多い為に乳っぽさとしっとり感が強調されている。
脂分少なくしつこさのないさっぱり生地が優等生となってバランスを整えている。

◎ファミリーマート

『がっつり満腹』 265kcal
焼き目内巻。ぎっしり詰まったクリーム、歯切れの良い生地。
脂分を感じるクリームは質より量という感覚。生地薄くふっくら感も少ない。
とにかくクリーム、クリームの量を食らいたい人向けの男向け。

◎NEWDAYS

『軽い空気感』 183kcal

焼き目外巻。軽めに焼きこまれた色白生地に気泡の細かい角の立ったクリーム。
少し黄味がかったクリームは特徴的。口当たりもしっとりしており上品。
生地とクリームの空気感は両者ともに洗練されたイメージ。

◎セブンイレブン

『甘みの重厚感』 253kcal
生地の焼き目が外巻、黄味がかった生地は卵っぽさあり。
ミルキーなカスタードと生クリームのダブルクリーム。
はちみつが入っているので甘さが後を引くが全体的にアンバランス。


個人的には、
1.ローソン・・・・・クリームを生かす生地とクリームそのものの旨みが◎
2.NEWDAYS・・・・・軽さ、食感○駅前コンビニ侮れない。
3.AMPM・・・・・乳っぽさが強いのが△
4.ファミリーマート・・・・・脂っぽいクリームがリッチかどうか？？
5.セブンイレブン・・・・・バランスの悪さが×

という結果。

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